母子健康手帳をアップデート “愛情”を可視化するmine構想スタート

canow
canow Group
Published in
Mar 3, 2021

--

Thanumporn/stock.adobe.com

なぜ?母子健康手帳のDX化への思い

CEO桂城ブログにもあるように、我々canowは「社会貢献型の課題解決の仕組み」のデザインと健全な運用をモットーとしており、その中でもブロックチェーン技術を使った「社会貢献と収益の公共化と還元」は我々の大きな存在意義となっています。

「母子健康手帳」には子育ての記録として出生前からのさまざまな思い出が詰まっており、そのひとつひとつが母子共に非常に重要度の高いライフログ・データベースです。そこで我々はブロックチェーン技術を用いて現行システムのロスやムダを改善・改良することでより健全な母子手帳の利便性向上だけでなく、母子への還元についても実現を行っていきます。

Photo by Vitaliy Paykov on Unsplash

未来は子供がつくる

にもかかわらず、日本の出生率は年々低下し続け、途上国では高い新生児の死亡率を改善できないままでいるのが現状でもあります。先進国と途上国、それぞれにその要因は異なりますが、金銭面・精神面・衛生面・受け入れ体制など、母子にとって依然として大きな障壁があるのが世界の現状です。

愛情の可視化

「親の想い」をインセンティブへ

先進国・途上国に拘らず、子供に対する親の想いはなにものにも代え難いものであり、実際に多くのケアが注がれています。

・病院での通院履歴・施術内容
・散歩や旅行での日々の写真
・授乳、離乳食、おやつなどの食事
・知育玩具や絵本などのおもちゃ

これら以外にも子育てに関するすべてのログ・データを有効活用し、クーポンやポイントなどより手厚い子育てに役立ててもらえる環境を作っていきたいと強く思っています。

母子健康手帳に記録される活動履歴とサポート(の一部)

・母子の健康に関する様々なサポート
・母子が実際に生活している地方自治体による発行と支援体制
・産前の検診を含む出生前からの長期的な子供の身体・健康・医療データ

こういった母子の日々の情報とマーケティング環境を組み合わせることで、様々な子育てに関する衣食住のサービスをより手厚く支援することが可能になるだけでなく、それぞれが必要としている支援を選択して受け取ることができる仕組みが整っていきます。

e母子手帳でできること

・健康・医療:予防接種や検診情報を一括管理
・教育:子供の成長にあわせた知育玩具や学習塾の案内
・物販・生活用品:おむつやミルクなどの消耗品に使えるクーポン
・生活関連サービス:フォトアルバム/成長日記
・食事・栄養:アレルギーや好みに対応した食事提案/デリバリー

e母子健康手帳は医療や問診データのアナログでの蓄積だけでなく、さまざまなサービスの起点となり、母子の日々の生活によりそったデータ基盤となります。

e母子手帳の市場規模の大きさ

日本の母子健康手帳はJICAの普及支援もあり、すでに世界50カ国以上で導入され、年間修正数の14%の子供に導入されています。日本国内においても0歳〜18歳を迎えるまでの生活・教育・娯楽の多岐に渡る各種サービスは合計25兆円以上となり、世界では数千兆円の市場があります。

同時にそれだけの母子と子育てがそこにあると言えます。我々はこれらのすべての母子の子育て環境の改善と改良に向き合います。これらの有益な子育て情報をしっかりとマネタイズに繋げ、母子に還元する。mineによる「愛情の可視化」だけでなく、子育てをサポートできるアプリケーションの提供を通じて母子への還元とともに子供が明るい未来を実現できる社会を創っていきます。

canow の概要

会社名:canow株式会社
所在地:東京都千代田区麹町6–6 Wework 5F
代表者:代表取締役CEO 桂城 漢大(かつらぎ くにひろ)
設立:2020年4月
URL:http://canow-jp.com/
お問い合わせ先:info@canow-jp.com

共同創業者 / CEO 桂城 漢大

Twitter: @kunimax92

共同創業者 / COO 大坂 亮平

Twitter: @ryoheiosaka
note:https://note.com/ryoheiosaka

--

--

canow
canow Group

独自の「canow chain」をベースにDatabank / DIDを開発。ブロックチェーンの技術と思想で、すべての幸せを追求するWell-beingの世界を実現するためゲームチェンジャーとして社会基盤を整える事業を展開中。